奈良県磯城郡田原本町松本 | |
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近鉄田原本線「但馬駅」から南へ、14号線を渡ると飛鳥川の西には、松本環濠(まつもと)がありました。 2009年3月、春は私鉄沿線、奈良の環濠めぐり。 いっぱいあるんだよ。 |
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伴堂環濠から南へ歩く、近鉄田原本線を越え、飛鳥川沿いの松本集落へ入るよ。 集落の南に案内がある、もちろん環濠の水路もあるよ。 かつては、集落の入り口に木戸や引き橋があり、濠の内側に沿って竹薮がめぐらされていたんだよ。 |
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集落の南、松本寺には石仏が祀られています。 この石仏は曽我川を流れて来たといい、三ノ宮神社は水害で流れて来たと云われ、水にかかわる話が多く残っています。 この近くには沢山の環濠集落があるよ、少し南へ歩く、またまた環濠があるね。 |
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環濠集落の起源については、条里制にもとづく説と、それに低湿地の集落立地に地盛りを必要としたところから起こったとする説があります。 さらに、環濠が存続した背景には干害に際して、濠水が灌漑用水に利用できたことや、水害に際して濠が排水のクッション的役割を果たしたことが指摘されています。 環濠集落は近世初頭に起源のあるものを含めて、大和全体では187が数えられますが、田原本町域ではこの松本の環濠集落を含めて30箇所と16%を占めています。 平野小学校区では佐味、大網、金剛寺、松本、西竹田、十六面、薬王寺、保津、三笠、満田が環濠集落です。 松本の場合、鎌倉時代の石仏が祀られている松本寺と、三ノ宮神社が環濠の外に張り出した形態になっています。 石仏は曽我川を流れて来たといい、神社は水害で流れて来たとの言い伝えがあり、水にかかわる話は多くあります。 かつては集落の入り口に木戸や引き橋があり、濠の内側に沿って竹藪がめぐらされていました。 『現地案内を参照』 |
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