青佐山台場

岡山県浅口市寄島町

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JR山陽本線の「鴨方駅」と「里庄駅」の間、64号線を南へ走ります。

瀬戸内海に近くなってきた「早崎南」から47号線を西へ、笠岡市との境界には青佐山、東側を上ると青佐山台場(あおさやま)がありました。
   
   
青佐鼻海岸沿いの道を探す、青佐山の山頂にあると思って、一周回ったよ。

でも東側のシャワー小屋の所から上るとすぐだね。 台場の見方はどうすればいいのかな。

土塁と土塁の隙間、砲門という所を観察すればいいのかな。
 
  
「三郎島」

ここまで車で来れる、お墓の所に車を止める時、足がジンジンしたような気がする。

眺めは最高、向こうの山が寄島、その右に三郎島がかすかに見える。

大砲の弾が飛んだ所だよ。 降りる時のUターン、考えるだけでジンジンするのは、きっとどこかおかしいのかな。
    

    
嘉永六年(1853)、攘夷論が盛んになると岡山藩でも海防の必要を認め、奉行岡本甚等をして外国軍艦の来襲に備え、沿岸各地に台場を造らせました。

その一つとして本町に造られたのが、青佐山台場です。 台場で試射の時、砲弾は約三郎島(寄島)付近に達しただけであったと云われています。

青佐山(標高249m)の東中腹に、文久3年(1863)、鴨方藩が海防のために築いた台場跡があります。

明治4年の廃藩置県とともに廃棄され、現在では土塁と砲門を据えたくぼ地のみが残されているだけですが、台場跡附近の展望台からは塩飽諸島、笠岡諸島の数々の多島美が楽しめるほか、鷲羽山から連なる瀬戸大橋がほぼ真横から遠望できます。

「現地案内を参照」

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