松島城

岡山県倉敷市松島

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山陽自動車道、「倉敷IC」から162号線を東へ走りると、JR中庄駅の北東の丘には松島城(まつしま)があります。

2005年7月、梅雨は明けたかな、もうすぐ真夏。 備中境目七城の六城目、急がなくては、真夏が来てしまうよ。
   
   
信長と毛利氏の戦い、毛利氏は足守川沿いに七つのお城を配備しました。

戦いは冠山城の前哨戦に始まり、備中高松城で終焉を迎えます。

でも、この松島城は少し西に位置していたので、攻め落とされることはありませんでした。
 
  
川は東で足守川と合流する、上を見上げれば、大きな病院がある。

左側(北)には両児神社、お城は病院の所と云われている。

神社は神功皇后が新羅を討ち、帰る時、宮に船を寄せて戦勝を奉じられました。
   
  
「両児神社」

筑紫の国で誕生した神功皇后の子・誉田皇子(後の応神天皇)が二歳の時、この宮で新年を迎えられました。

それから二子の宮と呼ばれ、明治に両児神社(ふたご)と改められています。

備中、境目七城もあと一城、一番北が残っているね。
   

   
天正10年(1582)、信長と毛利氏は備中足守川を境に合戦を初めました。

もう覚えたよ、毛利氏が布陣したのは備中境目七城、その一つが松島城です。 この松島城を守ったのは梨羽高秋。

広島の三原市本郷町には沼田小早川氏の高山城、その西には小早川隆景の新高山城、さらに西には小早川春平の子・時平が築いた梨羽城があります。

この時平から梨羽氏と名乗った人物と推測されます。

『参考文献を参照』

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