防己尾城

鳥取県鳥取市金沢、福井

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湖山池の南岸を通り、湖の西端から１９０号線を北へ１ｋｍほど行くと、標高２０ｍの防己尾城（つづらお）があります。 ２００４年９月、木々は秋色に変わる。　夏の太陽、自転車乗り過ぎて身体中が燃えつきた気もします。　そして「秋」は心までも奪っていくのです。

「つづらお」、読めそうで読めないよね。 湖山池の西岸に張り出した半島に防己尾城、そして反対側の東岸には因幡守護・山名氏の天神山城があります。 城主・吉岡氏は南側にある丸山城を代々居城としていました。　秀吉の鳥取攻めで、ここが吉岡氏の最後となったお城だよ。

大きな駐車場に車が一台、湖側は散策路、お城は西側の山だよ。 登山口からあっという間にこの堀切に着く。　写真の右側から登ってきた、ここの正面を少し登れば本丸で手前に登れば三の丸だよ。

広い、でも一人。　城跡の石碑を写し、ゆっくりと湖の見える場所へと近づいてみる。 吉岡氏の丸山城の近くに吉岡温泉があるよ、「温泉」につかってゆっくりとしたいよね。 山城の汗流し、湯の後はビールとテレビ、地図を見ながら朝の準備だよ、いいよね。 秋にはどこかの温泉に行ってみようかな。 きっとここから西へ１００ｋｍぐらいの所だね、計画しよっと。

「湖山池」 まだ９月、初夏の暑さを忘れた頃に「秋」が来る。　「秋」、運動会や旅、とてもいい季節だね。 でも少し薄暗くなる夕暮れ、なんでもないのに、さみしくなるのも「秋」。 「雪の３００城」、あと４ヶ月で６０城か。　さみしいなんて、言ってられないよ。

吉岡将監定勝が築城したといわれています。　城郭は本丸・二の丸・三の丸とそれに取り囲まれた町屋とから構成されており、北側には船着場が設けられていました。 天正九年(1581)、秀吉の鳥取城攻略の時、将監は奇襲によって、たびたび秀吉勢を悩ませました。 また、将監の弟右近は秀吉の千生瓢箪の馬印を奪い取ったといわれています。　しかしその後、亀井茲矩(これのり)により落城するのです。 『現地案内を参照』

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