八橋城

鳥取県東伯郡琴浦町八橋

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東郷湖から国道9号線を西へ、由良台場を過ぎて2つ目のJR、駅前には八橋城(やばせ)があります。

2008年11月、木々は秋色に変わる鳥取。 伯耆のお城は久しぶりやね。
  
   
「やばせ」と読みます、難しいよ。

ここは八橋駅前、駐車場にも困らないし、ほんと良いお城だ。

行松正盛以来、米子市尾高城を本拠とした行松氏のお城だった。

でも尼子氏や毛利氏の争いに巻き込まれていくんだね。
 
  
上ると左側にある、石に興味がない人々は右を見てびっくりするよ。

石が好きでよかった。
   
  
二の丸かな傍らに神社、周囲が盛り上がって土塁だろうか。

駅の南側にもお城の跡があるらしい、山陰の線路でここからはいけないよ。

もう一段上へ、酒井片桐飛行士殉難碑がある、本丸だね。

降りる時、人を見た、白い人。 階段すべりそうな、びっくりだよ。
  

  
この城山は、山陰線の開通により分断された八橋城跡です。 中世、行松氏の居城で大江城とも号していました。

大永4年(1524)、ここを攻略した尼子経久は城番として、吉田左京亮を置いて伯耆支配の拠点としました。

その後、尼子氏を滅ぼした毛利氏は、杉原盛重に城を守らせました。

天正年間に入り、織田氏と対決するようになると、八橋城は山陰での毛利勢に中心拠点として重要視され、城の整備が進められました。

「伯耆民談記」によれば東に大手を構え、本丸と二の丸があり、周囲に掘を巡らせていました。

豊臣治下では南条氏が領有しましたが、関ヶ原の合戦後の徳川治下で一時期、中村氏、市橋氏が封ぜられています。

『現地案内を参照』

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