和歌山城

和歌山県和歌山市一番丁

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大阪から阪和線で南へ向かいます。

和歌山駅で降りて、西へ歩くと和歌山城(わかやま)が見えてきます。
  
  
万葉の和歌の浦を思わずにいられない、そんな和歌のお城だね。

姫路城と同じよう、大天守と小天守がある。

ほんと、きれいなお城だよ。
  
  
秀長は、普請奉行に藤堂高虎や羽田一庵法印に命じ、縄張りを始めたんだ。

工事の時、お虎という女性が人柱になった、だから虎伏城とも伝わっているね。

石垣は穴太衆の野面積みらしい、琵琶湖の坂本だよね。
  
  
 昭和20年、米軍機から投下された焼夷弾は、天守閣を壊し焼いてしまう。

日本の戦国時代、戦いから守る為に造られたお城、最後は世界の大戦で壊されてしまう。

お城の歴史は不思議なんだ、今では市民の憩いの場になっているんだよね。

  
天正十三年(1585)、信長が世を去ってからの秀吉は、紀州の太田氏、雑賀氏、根来氏を討つ紀州平定を始めます。

秀長と秀次を副将として、根来衆徒焼き討ちを行い、功績があった秀長は和泉と紀伊の二国が与えられ築いたのが和歌山城です。

慶長五年(1600)には、浅野幸長が関ケ原の戦功により、和歌山城に入ります。

元和年間(1615-24)、幸長の弟・長晨の時に広島へ移り、代わって徳川家康の第十子・頼宜が入りました。

明治四年(1871)、紀州藩主・十四代徳川茂承の時、版籍奉還により廃城となるのです。

『参考文献を参照』

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