伊弉諾神宮
(いざなぎじんぐう)

兵庫県淡路市多賀74
兵庫県の神話史跡1 
 
神戸淡路鳴門自動車道「津名一宮IC」から88号線を北西へ、一宮中学校前交差点の次の信号のところには伊弉諾神宮 (いざなぎじんぐう)がありました。
 

現存する最古の歴史書「古事記」や「日本書紀」の冒頭に記される神代七代の最後に登場するイザナギ命とイザナミ命の男女二柱の神が、「於能碁呂島(おのころしま)」に天降って夫婦神となります。

淡道之穂之狭別嶋(淡路島)を初めに、四国・隠岐・九州・壱岐・対馬・佐渡・大倭豊秋津嶋(本州)の「大八嶋国」という国土を生みました。

そして祖先神となる三十五柱の神々が誕生します。
  

国生みの大業から始まる神功を果たされたイザナギの大神は、神権をアマテラス大御神に譲ります。

最初に生んだ淡路島の多賀の神域に「幽宮(かくりのみや)」を構えて余生を過ごされました。

宮居跡の神陵(みきさぎ)が、「伊弉諾神宮」創祀の起源と云われています。

『現地案内を参照』

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