前原一誠 旧宅地

山口県萩市土原315-1

山口県の幕末史跡
 
天保5年(1834)3月20日、長門国にて長州藩士・佐世彦七の長男として生まれます。

久坂玄瑞や高杉晋作らと共に松下村塾に入門し、藩の西洋学問所や博習堂で学びました。

文久2年(1862)、脱藩し、高杉晋作らと下関で挙兵し倒幕活動を行います。
  
元治元年(1864)、慶応2年(1866)の幕府による長州征伐に参戦し、明治元年(1868)の戊辰戦争では長岡藩周辺で行われた戦闘(北越戦争)に出兵しています。

維新後、大村益次郎の「国民皆兵(徴兵制)」に反対し、木戸孝允と対立、徴兵制を支持する山県有朋に追われ、萩へ帰ります。

明治9年(1876)、明治政府に対して各地の不平士族と連絡をとり、旧藩校明倫館を拠点に同志を募り、前原一誠を指導者とする「殉国軍」が挙兵(萩の乱)、しかしすぐに鎮圧され捕らえられました。

明治9年(1876)12月3日、萩にて斬首刑に処されました。 享年42歳。

『Wikipedia参照』