松田屋

山口県山口市湯田温泉3-6-7

山口県の幕末史跡
 
高杉晋作が奇兵隊を創設した年、玄関横に文字を刻んだ楓の幹が残っています。

坂本龍馬は薩長同盟を成し遂げるため、京都薩摩藩邸と山口の間を奔走した時、松田屋に宿泊しています。

西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、伊藤博文らが薩長同盟の協議のために松田屋で会談しています。
  
文久3年8月18日の政変で、孝明天皇、会津藩、薩摩藩など幕府への攘夷委任を支持する勢力が、三条実美ら急進的な尊王攘夷派と長州藩を朝廷から排除した事件で、三条実美ら7人の公家(七卿)が京都から山口に追放され、ここに滞泊し、勤皇の志士らと倒幕の秘密会議を持ったそうです。

一度はゆっくりと温泉につかり、湯上りは司馬遼太郎の「街道をゆく」を読み直してみようかな。


『Wikipedia参照』