琵琶湖を歩く 1日目

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大津京〜唐崎〜坂本
琵琶湖、一周は直線で200kmぐらい。

JRで西からやってくる、京都山科の長いトンネルを抜けると琵琶湖が見える。

一日目、JR大津京駅で降りた、とにかく湖西側から歩いてみるよ。
  

    
    
「近江大津宮錦織遺跡」

当時はJR西大津駅だったんだ、今は大津京駅だよ。

ここは西暦667年、天智天皇は白村江の戦いで敗れた後、都を飛鳥から近江に移した宮なんだ。

でも壬申の乱で大津宮も廃墟、わずか5年5ケ月の都だったんだ。

   
    
「志賀皇宮遺跡」

大津宮の位置は、錦織説、南志賀説、滋賀里説などがあるよ。

錦織二丁目の発掘調査で東西南北に並ぶ柱穴が13基発見され、さらに東に延びる柱列も発見されました。

この地が大津宮の中心にあたるらしい。

    
    
「近江神宮」

大津宮の跡地に創建された神社で、祭神はもちろん、天智天皇ですよ。

映画「ちはやふる」でかるたの聖地として大会の決戦の場となるんだね。

     
     
エクレプスか、気になる看板を見ながら、北へと歩く。

      
     
坂本駅の前だね。

街のいたるところで石垣を見ることができる。

ほとんど手を加えない自然石の石面を巧みに利用した「穴太衆積み」と言われているよ。

あのうと読むのだね。

   
    
石積みには、大きく分けて3つある。

自然石なんの加工もせず、そのまま積む「野面積み」、石の面を槌でたたいて、おおざっぱに加工した石を組み合わせる「打込みハギ」、のみで加工した石を隙間なく組み合わせる「切込みハギ」だね。

穴太衆は野面積みで、表面から三分の一奥のところに重力がかかるように設計され、とても堅牢であるらしい。

     
 
「若き日の最澄」

最澄は大津の生まれ、中国から帰国して比叡山延暦寺を建て、天台宗の開祖となります。

   
  
「琵琶湖洪水石標」

昔、琵琶湖は毎年のように洪水や冠水の被害を受けていました。

特に、明治29年の洪水は大水害で、この石標には、その最高水位線が明示されています。

   
    
「坂本城跡」

もちろん明智光秀のお城だよ。

宣教師ルイス・フロイスが天下の名城安土城についで豪華華麗なお城と述べている。

だから信長と仲が良くなかったのかなぁ。

大河ドラマになるんだ、信長より光秀の方が好きだから、良かったね。

   
 
「東南寺」

伝教大師が創立したお寺で、比叡山の南東にあった。

比叡山の麓の坂本はお寺が沢山あるよ。

第一日目は、ここまで。

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