野洲〜篠原 | |
一面、田んぼの緑が美しい。 野洲で平家が出てくる、知らなかったよ。 誰もいない駅も、最高だよね。 |
|
|
|
田植えも終わり、穂がわずかに伸びている。 もう六月かな。 近江富士も越えたのかな。 |
|
|
|
「桜生城(さくらばさま)」 日吉神社の前にお城があったらしい、堀や館の跡があるよ。 永禄年間(1558-70)、沢清光がお城に入ります。 最近、サライの歌をよく聞く。 桜吹雪のサライの・・・、さくらばさまだと歌いにくいよね。 |
|
|
|
「平家妓王の里めぐり」 出た、里シリーズ。 平家物語に登場する白拍子「妓王(ぎおう)」は野洲の生まれです。 今から800年ほど前、橘時長の娘・妓王と妓女の姉妹は京の都に出て平清盛に仕えています。 |
|
|
|
「土安神社」 ある時、妓王はふるさとの用水不足を清盛に進言したところ、夢に童子が現れ、工事手法を授かります。 野洲川より分水して、上流を妓王井川、下流を童子川と名づけ、童子を土安神社に祀るのです。 |
|
|
|
「祇王寺」 祇王と祇女、その母の菩提を弔うために建てられました。 のちの祇王は清盛に追放され、京都嵯峨野に隠れ住んだとも云われているよ。 |
|
|
|
「北村季吟の句碑」 祇王井にとけてや民もやすごおり この句は、「祇王のおかげで掘られたさらさらと流れる祇王井川を、枯水に悩んだ野洲の民が田用水として使い、心安らかに暮らすことができるであろう」という。 季吟の弟子に松尾芭蕉がいるんだよ。 |
|
|
|
「北村城」 永原御殿から北へ、御門がある専念寺のすぐ西だよ。 六角氏に従っていた北村氏のお城。 ということは、北村季吟と関係がありそうだね。 |
|
|
|
「永原城」 明徳年間(1390-94)の合戦で、永原宗行は功績をたて、この地を賜ります。 永禄11年(1568)、六角氏に従っていたため、信長によって落城します。 徳川時代、柏原御殿、伊庭御殿、水口御殿とともに、将軍上洛の宿舎だったんだ。 |
|
|
|
この季節は一年でも最高。 夏がいいか、冬の方がいいか。 若いころは夏、今はだんだん冬の方が好きになりかけている。 寒いけど、暑いよりましやね。 |
|
|
|
篠原駅の構内、誰もいない。 琵琶湖の東側、京都線なのにね。 でも人がいっぱいより、誰もいない方が好きだね。 誰もいない、寒い冬、そんな駅の構内で待つ、最高だよね。 |
|
|