琵琶湖を歩く 14日目

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篠原〜近江八幡
雨もよう、それでも歩くよ、楽しいからね。

近江八幡山は見えている。

雨もよう、帰るしかないよ。
  

    
    
「天王の樋跡」

この地では、飲料水や田用水とも仁保川を頼りにしていました。

ある年、上流の村々村々が水を多く取ったため、この地の田畑は枯れ、飲む水もなく多くの人が餓死します。

天王の樋は命の水で、この水を命をかけて祖先が守ってきたのです。

   
    
今日も田んぼの中だね。

向こうに見える山が近江八幡山かな。

そう豊臣秀吉の甥の秀頼のお城が山頂にあるんだ。

    
    
集落に入ったよ。

昔のなごりを感じさせるね。

街道だったのかな、温泉じゃなさそうだ

     
     
「称念寺 田中江城」

文明年間(1469-87)、永原氏が城を構えたらしい。

この辺りは永原氏がよく登場するね。

      
     
山門の前には堀跡かな。

「心と心のふれあう町」とあるよ。

誰もいない、ふれあうことができないので、西の琵琶湖に向かって歩くよ。

   
    
目指すはあの山。

今にも降りそうな雲。

急がなければ。

     
 
山に着きました。

ぜいぜい言いながら、道路を上ります。

どこが城跡なのかな。

   
  
「岡山城」

ありました、石碑。

車だったら、絶対に見えない、少し高い位置にあるよ。

応仁の頃、九里賢秀が戦功をあげて城を構えます。

でも、六角氏と戦って滅亡してしまうよ。

   
    
次の山が近江八幡城があるところ。

でも雨、カッパで歩くと汗だく。

もう帰るしかないね、近江八幡駅に向かうよ。

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