ここは粒座天照神社(いいぼますあまてらす)、宍粟郡の伊和神社、神戸垂水の海神社とともに播磨三大社の一つです。 ようやく播磨を平定した伊和大神、そこへ新羅国の皇子天日槍(あめのひぼこ)がやってくるのです。 |
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天日槍が宇頭川(揖保川)に着き、伊和大神に宿としての土地を求めます。 伊和大神はそっけなく海の中に宿ることを許します。 すると天日槍は剣で海をかき回し、できた島に宿ることで、伊和大神に戦う意志を示したのです。 |
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播磨を平定した伊和大神は、占め残していた揖保川上流を平定してから戦おうと考えました。 川を上る途中、あわてて食事をしたのでご飯粒が口にうまく入らず、散らばってしまいます。 |
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伊和大神は、そこを粒(いいぼ)の丘と呼ぶことにします。 そして揖保の郡(いぼ)となるのです。 伊和大神は揖保川沿いに宍粟へ引き返すと、天日槍も川を上り追いかけてくるのです。 |
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