庭田神社

兵庫県宍粟市一宮町能倉1286
山崎の街から国道29号線を北へ、雰囲気に包まれた伊和神社を越え、「東市場交差点」から東の8号線へ入ります。

染河内川を渡り、しばらくすると東側には庭田神社が見えてきます。

  
平安時代の延長5年(927)に成立した「延喜式」神名帳の宍粟郡七座(しちざ)のうちに数えられる古代・中世には播磨国一宮伊和神社と深い繋がりがありました。

和銅6年(713)5月に編纂の命令が下り、1300年を迎える「播磨風土記」には、造酒に関わる伝承が多く記載されています。

    
神社の背後には玉垣をめぐらせた清らかな湧き水「ぬくゐの泉」があります。

伊和大神が粮(米)を漬けていたところ糀(カビ)が生えて、おいしいお酒になりました。

天乃日槍命と国の経営で争い、伊和の地で最後の交渉が終わると、諸神々を招いて酒をほどこし、慰労の宴会を開きました。

  
かつて庭田神社の氏子には、宵宮祭の当日早朝に家々で醸した白酒を神前に供え、五穀豊穣を祈る風習があったそうです。

南の風景、感動。 向こうまで歩いてみたいけど、無理かな。

『現地案内を参照』

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