妹子神社

滋賀県大津市水明1丁目28-1

滋賀県の古代史跡
 
小野妹子の生誕地とされる唐臼山古墳(からうすやま)で、妹子神社の祭神は小野氏の祖である米餅搗大使主命(たがねつきのおおおみのみこと)です。

米餅搗大使主命は餅作りの祖と云われ、全国の菓子業界からの参拝を受けています。

推古天皇の頃、600年から618年にかけ、技術や制度を学ぶため隋に使いを出したのが遣隋使で、小野妹子は第2回目(607)と3回目(608)に派遣されました。
  

2回目の時、聖徳太子の命令により「日出ずる処の天使、書を日没する処の天子に致す」と書かれた国書を持たせ、隋帝は立腹されたと云われています。

返書を持った妹子は、返書を百済に盗まれ無くしてしまい、流刑に相当されますが、推古天皇の恩赦により罪に問われず、のち冠位十二階の最高位「大徳」に任命されました。

『Wikipediaを参照』