福巌寺
(後醍醐天皇駐蹕之處)

兵庫県神戸市兵庫区門口町3-4
兵庫県の太平記史跡1 
 
JR兵庫駅から東の柳原交差点を南へ、JR線路南側沿いの道路を東へ進みます。

200mぐらいで南に曲がり、少し行くと福巌寺がありました。

門口町の福厳寺は、14世紀はじめ仏燈国師が開いたと伝えられています。

元弘3年(1333)、後醍醐天皇が隠岐から京へ還幸の途中、この寺に立ち寄り行在所としました。

お寺にて、楠木正成や赤松則村(円心)など七千の公卿や武士が、天皇をお迎えにあがりました。

   
また、この寺は後醍醐天皇が隠岐への途中「湊川の西の宿」で泊まられたと記録されていることから、当時は会下山の麓にあったのではないかとも云われています。

『兵庫区役所まちづくり-楠木正成と南北朝の争乱-より』

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