福井城

兵庫県豊岡市出石町安良
兵庫県の太平記史跡2 
 
豊岡市に入ると鶴岡橋で円山川を渡り、 国道482号線を東へ走ります。

出石への途中248号線を北へ曲がり、出石川を渡りるとすぐ北側、標高52mの福井城(ふくい)があります。

元弘三年(1333)、後醍醐天皇の「建武の新政」が崩壊、朝廷は南朝と北朝に分かれたのが南北朝時代です。

ここ但馬は尊氏方(北朝方)の今川頼貞が守護となり、南朝方は新田義貞の子・義宗を三開山城に迎えて対抗しています。

   
康安元年(1361)、南朝方の山名時氏が伯耆から上洛を企て、美作の赤松世貞を追い出し播磨進出を図ります。

これに対抗する北朝方は、仁木頼勝(頼章・義長の弟)を守護として入れたのが、安良城ともこの福井城・伊豆城とも云われています。

『参考文献を参照』

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