吉水神社
南朝皇居跡

奈良県吉野郡吉野町吉野山579
奈良県の太平記史跡 
  
主祭神は後醍醐天皇、楠木正成、吉水院宗信法印です。

元は吉水院(きっすいいん)といい、天武天皇の白鳳年間に役行者が創建した格式の高い修験宗僧坊でした。

明治時代に神仏分離が行われ、後醍醐天皇の南朝の皇居であったことから、明治8年に「吉水神社」と改められました。

   
延元元年(1336)、後醍醐天皇が京の花山院から行幸され、吉水院宗信法印の援護のもと吉水院を南朝の皇居とされました。

南朝四代・五十七年の歴史はここからはじめられ、現存する南朝唯一の行宮となっています。

文治元年(1185)、吉水院は兄頼朝の追手に逃れた源義経と静御前が弁慶等と共に隠れ住まわれました。

文禄3年(1598)秀吉が吉野で盛大な花見の宴をした際に、ここが本陣tされ数日間滞在されています。

源平時代、南北朝時代、戦国時代、吉野の眺めは「一目千本」だったのかな。

『現地案内を参照』

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