川之江陣屋
愛媛県四国中央市川之江町

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松山自動車道、「三島川之江IC」から海岸側の国道11号線を北東へ走ります。

2008年8月、暑い四国中央市。 JR「川之江駅」から八幡神社あたりが川之江陣屋(かわのえ)だったのかな。

 
  八幡神社には、陣屋門がある。

けっこう大きくてきれい、境内をよく見ないと見落とすよ。

でも嫡子がいないと全てを没収されるのだね。
 

 


慶長四年(1599)、伊予西条藩主・一柳直盛は大坂の陣で徳川方に付いて戦功を挙げ、伊予に加えて播磨小野や川之江が与えられました。

寛永十三年(1636)、直盛が世を去ると、次男・直家が継いだのが川之江藩です。

寛永十九年(1642)、直家が病死すると、直家には嫡子がおらず、養子の直次は播磨国小野に移され、川之江藩の領地は幕府に没収、わずか六年で川之江藩は消滅するのです。

『参考文献を参照』

 

  
  国道沿いのコンビニから八幡神社へ、境内通り抜け川之江駅の方へ歩く。

途中でパンクしたバイクを押してるおじいさん、押してあげると言っても「ありがとう」というだけ。

商店街で自転車屋を見つける、さっそく戻っておじいさんを探した。

姿がない、いっぽん道でどこにいったのかな、不思議な陣屋だった。