瀬戸内しまなみ海道で四国へ渡る、「伯方島IC」から国道317号線を東へ走ります。 2008年8月、暑い夏の四国。 伯方小学校や中学校の北側、標高90mの山頂には木ノ浦城(きのうら)があるよ。
源平合戦の頃、伊予の大族河野氏の有力な部将・紀氏が築きました。 承久三年(1221)、承久の変の時、紀氏(六郎太郎)は後鳥羽上皇方として、河野氏に従い出陣するも敗れ、遺臣は木ノ浦城に入ります。 しかし鎌倉勢の攻撃を受け落城、河野氏と運命を共に滅亡するのです。 『参考文献を参照』