東郷槇山城
福井県福井市栃泉町、小路町、南山町

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  北陸自動車道「福井IC」から168号線を東へ、「荒木新保交差点」から足羽橋を渡ります。

JR越美北陸(九頭竜線)の越前東郷駅から南へ400mぐらい、田園に突き出た標高120m(比高100m)の山頂には東郷槇山城(とうごうまきやま)があります。

 
  福井市内で宿泊、二日目の朝一だよ。

いよいよ朝倉氏のお城、一乗谷へと近づくよ。

山頂まで車で上がれる、ここも朝倉氏のお城だね。

一乗谷とは尾根続き、途中で堀切もあるそうな。

さすがに、ここから一乗谷までは歩けないよ。
 

 


朝倉氏の3代・氏景の次男正景が、15世紀の前半、一条家の荘園であった東郷庄を預けられ、東郷下総守と称して、槇山城はこの頃にを築いたと云われています。

文明3年(1471)の頃、朝倉氏が一乗谷城に本拠を移してからは、その支城の役割を担うようになりました。

尾根続きの御茸山までには、大規模な4ケ処の堀切があり、一乗谷と密接に結ばれていたことが知られています。

朝倉氏の滅亡後、柴田勝家を経て、天正12年(1584)、長谷川秀一が城主となり、東郷の地を治めます。

秀一が朝鮮(文禄の役)で陣没した後、北庄城の丹羽長秀の次男長昌が城主となり、15万石を領しました。

現在も、山の尾根には大小様々の郭が段状に数多く存在していますが、北東の郭群は朝倉氏時代の姿を残しています。

また、山頂の城台や千畳敷、二の丸などは長谷川氏の代に整備され、城台には石瓦で葺いた建物があったと推定されています。

『現地案内を参照』

 

  
  山頂に駐車場、そこは二の丸、少し上って城台、本丸跡かな。

駐車と反対側、遊具があるとこ千畳敷だね。

土塁、そして上の写真の堀切がある。

いつものことは後で知る、本丸跡は長谷川秀一の石碑があったそうな、何で見なかったのかなぁ。