吉江藩館
福井県鯖江市吉江町

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  北陸自動車道「鯖江IC」から西の国道8号線を北へ走ります。

御幸交差点から185号線を西へ、杉本町から北へ、吉江橋を渡り少し西へ走ると吉江藩館(よしえ)がありました。

 
  松平昌親に仕える藩士・杉森市左衛門信義の次男として生まれたのが、近松門左衛門だよ。

浄瑠璃・歌舞伎の作家として活躍した人、「曽根崎心中」だよね。
 

 


松平昌親公は、福井藩三代藩主忠昌公の三男です。 正保二年、越後藩の内二万五千石を以って分封せられ、慶安元年12月3日立町の里に館を建設する事を許可されました。

明暦元年6月11日、吉江邸に入られた、吉江町の誕生は実に此の時でした。 延宝二年、福井藩四代藩主・光通公逝去されるに当り、福井藩五代藩主となり、吉江藩は福井藩に合併されました。

吉江藩の在立は、十九年余でしたが、公は帰藩後も吉江町の発展の為、意を注がれ、税の減免産業の興隆等、善政を以って臨まれました。

この後、吉江町は丹南地方の政治経済の中心として栄えたのです。

『現地案内を参照』

 

  
  「移築門」

館跡から南、集落の中には西光寺、ここに移築門があるよ。

松平昌親が福井藩主として移封した時、吉江藩館の御門を移した門です。

近松門左衛門、兵庫の尼崎でお墓を見たような記憶がある、どこだったのかな。