稲屋構居
兵庫県加古川市加古川町稲屋

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  国道250号線(明姫幹線)で加古川を越え「稲屋交差点」の次の信号を南に曲がると稲屋構居(いなや)があります。

2004年8月、真夏の加古川自転車探索、ここが最初の構居だよ。 朝だから元気もりもり、でも構居の歴史はあまりわからないね。

 
  正和二年(1313)の銘文が刻まれて、鎌倉時代末期に造られています。

前面に弥陀、左に弥勒、右に釈迦の座像を浮き彫りにして、背面にはウーン(アシュク)の趣旨が刻まれています。

最初は十三重だったらしい、市内最古で播磨地域でも珍しいのだそうだよ。
 

 


播磨鑑(宝歴十二年)に、東西二十七間 南北三十二間 雁南荘稲屋村、村より一丁西の方、領主は稲屋殿と云われ年歴、姓名不詳とあり。

播州古城記には、加古郡稲屋村。領主は稲屋殿と申し云え、年歴落城不知今百姓の居屋敷に成と記録されています。

『現地案内を参照』

 

  
 

福田寺が稲屋構居の場所、東側の溝が昔をしのばせるのかな

お寺の前には菅原道真を祀る稲屋天満宮、村の入口にお寺と神社があるのは全国でもめずらしいらしいよ。

 

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