駒山城
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兵庫県赤穂郡上郡町山野里・井上
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相生駅を西へ、国道373号線を北上します。 紅葉が間近かな千種川沿いを走り、上郡橋を渡ってから「山野里交差点」を北へ曲がると大型スーパーがあります。
スーパーの西北には標高263mの山頂に駒山城(こまやま)があります。
2003年10月、赤松一族、手には汗、足はすくむ。 その一言である。
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「本丸の下」
駒山城は、「本丸」「二の丸」の2つの大きな郭を持っています。
写真の左側が本丸の郭です。
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標高263mの駒山山頂にあり、上郡の市街地を一望の下に見わたすことができ、南の尾根づたいと東の麓からの登山道が設けられています。
南北朝時代(十四世紀)の築城とも伝えられていますが、現在残る縄張りは、戦国時代(十六世紀)の後半頃のものとおもわれます。
二つの尾根を中心に、曲輪跡や石積・土塁・堀切・井戸跡などが残っており、瓦や備前焼等の戦国時代の遺物も採集されています。
瓦や石積など、後の近世城郭につながる特徴をもつ中世の山城として、町内でも数少ない貴重な城跡です。
『現地案内を参照』
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登山口には案内と縄張り図があり、すごく整備された道です。
10月の晴れ、きれいな千種川も見れたし、最高の探索日和です。 |
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「馬の蹄跡(ひずあと)」
岩の表面は礫岩(れきがん)の礫が抜けた丸い穴がある「馬の蹄跡」と呼ばれるところや、荷揚げ途中で休んだ「荷置岩」があります。
千種川沿いの山々にはモヤがかかり、この時も上郡の街が白い空間に浮かんで見えています。 |
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「本丸周囲の石積」
よく見ると土に埋もれて石が積まれています。 お城全体に草も刈っていただいてます。 ほんと快適。 |
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「岩」
本丸から東へ回ると、小郭があってこんな大きな岩が置いています。 背の1.5倍ぐらいかな、何やろね。 |
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「断崖絶壁」
この場所は尋常ではない。 真下に川が見えるけど、壁が無いよ。 井戸に落ちた時を想定してホームセンターで20mのロープを買ってきたけど、200mのロープでも無理だよ。
ここの草を刈った人、すごい。 でも井戸に落ちてもロープをどうやって使うか、その辺は次回に書くよ。 |
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「何の石かな」
二の丸に向かいました。 下の「石仏」の後ろにころがっています。
明らかに人工的に削られた石なんだけど、何に使われていたのだろう。
駒山城の謎である。 |
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「石仏」
10年ほど前まで、ここに住んでいた人がいたそうです。
もうドキドキ、手の汗が背中からズボンに流れてます。 |
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「空堀」
「秘水」「隠れ井水」と呼ばれるのは石が積まれた所なのかな。 もう足が浮いてる、つまづいて堀に落ちそうです。 |
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「二の丸跡」
「本丸」と「二の丸」は両峰で、その間の低い所が堀です。 これは「一城別郭」といわれ、敵兵に一方を落とされても他方で戦いが持続できる構造になっています。 |
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「この道も恐い」
二の丸の横道です。 もう目を閉じて歩きたい。 |
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「西の山」
千種川にその姿を映す駒山城、播磨の赤松円心や則祐も来ていたはず。
とにかく手には汗。 「すごい」の一言である。 |
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