徳川将軍家は初代・家康から秀忠・家光・家綱・綱吉・家宣・家継・吉宗・家重・家治・家斉・家慶・家定・家茂・慶喜と十五代続きます。 この八代将軍・吉宗の子には家重、宗武、宗尹がいました。 家重は九代将軍、宗武は田安家、そして元文五年(1740)に一橋門内に屋敷を拝領した宗尹(むねただ)が一橋家となるのです。 一橋家は武蔵、下野、下総、甲斐、和泉、播磨の国を拝領して、この細工所に陣屋を置いたのです。 『参考文献を参照』