高松自動車道「高松東IC」から30号線を少し北へ走ります。 前田西町交差点から北へ細い道を入ると、前田城(まえだ)がありました。 2009年5月、緑きれいな季節は四国。 讃岐探索1日目の最後、ゆわものどもの夢なんだ。
この城跡は平山城で、東西約40m、南北約60mの本丸跡が残り、つはものどもが夢のあとをしのぶにふさわしい松籟(しょうらい)を耳にできる松が生い茂っています。 城主・前田頼母頭宗在は、十河城主十河景滋の分家として、文明年中(1469-86)にこの地に移住し、主殿頭宗春より甚之丞宗晴とつづきますが、天正年間(1573-91)土佐の長曾我部元親の讃岐侵略により、ついに落城したといわれます。 『現地案内を参照』