猪崎城
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京都府福知山市猪崎城山
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国道372号線を北東に走り、社町から175号線を北上します。
京都府に入ると福知山市、市街の北側、音無瀬橋を渡ると三段池公園、その南には猪崎城(いざき)があります。
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烏ヶ岳・鬼ヶ城南部に開けた高台の三段池公園、稲葉山古墳もある。
福知山は久しぶり、5年前の福知山城以来かな。
光秀の丹波攻めにあった福知山、沢山のお城があるんだね。
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眼下に由良川・福知山市街地を望む小さな丘の上にあるこの猪崎城跡は、今も「猪崎崎の城跡」と呼ばれている中世の山城です。
鳥ヶ岳、鬼ヶ城などの山々から、由良川・土師川の合流部近くまで、長く伸びた裾野の先端にあります。 城の範囲は、東西150m・南北160m余りあり、ほぼ円形のこの丘全域にあたります。
中核部の主郭(近世城郭でいう本丸)は、東西約45m・南北約50m、さらにこの主郭の北西の隅には、矢倉台らしき盛土も残っています。
主郭から一段下がった周囲三方(北・東・南)には、高さ0.5m〜3.5m程の大きな土塁があり、主郭との間は幅15m程の空堀となります。
通路も兼ね、おそらく武者溜り(非常の際に伏兵を配置するところ)にも利用できるこの空堀は、福知山地方では最大の規模を誇っています。
さらに、その周辺には約10ヶ所余りの曲輪(城域を形作る平坦な区画)を裾に向かって階段状に付属させています。
これら空堀様式や曲輪の配置形式は、畿内では天文〜永禄年間(1532-1569)に盛んに造られたことから、この猪崎
城跡は、福知山地方では最も新しいタイプの中世城郭の一つと考えることができます。
天正七年(1579)には、光秀が近世城郭福知山城を築造しています。
『現地案内を参照』
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山頂の主郭から1段下がった周囲三方(北・東・南)には土塁、幅15mの空堀で囲まれている。
この堀は福知山では最大らしい。
その周辺、10ヶ所余りの郭が階段状に造られている。
きっと春には桜がいっぱいあるよ。 |
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「南の風景」
奮戦した塩見家利、討たれた桜の木の下には無銘のお墓があるらしい、昔の人はイザキドン(猪崎殿)と呼んでいる。
山頂は平らが広い、東の隅には矢倉台がある。
由良川に架かる橋、左に見えるのが福知山城、光秀が入る前は塩見氏の横山城だね。
福知山、もう少しだけ探索してみるね。 |
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