蛙が鼻築堤跡
岡山県岡山市高松

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  山陽自動車道、「岡山総社IC」を出て、国道180号線を東へ1kmほど行くと備中高松城があります。

その東側の山裾には、蛙が鼻築堤跡(かわずがはな)の堤跡がありました。

 
  「羽柴秀吉の水攻め」として有名、すこし離れているけど、歩いて来れるよ。

大きな鳥居がある、その北東だね。

北側の山、黒田官兵衛や堀尾茂助、蜂須賀小六が陣を構え、その東石井山に秀吉本陣があったんだ。

 
 
天正十年(1582)、秀吉は備中高松城を攻めたが、城は典型的な沼城で、地の利を生かしてその守りの固いことから、地の利を逆用して水攻めに転じます。

水攻めの築堤は、基底部20から24m、上幅10から12m、高さ7から8mで、足守駅の下手まで延々と築かれています。

堤は、奉行の千原九右衛門勝則の設計によって、わずか十数日で完成したと云われています。

現在、ほとんどが取りのぞかれていますが、蛙が鼻と足守駅下手に遺存する東西の西端が往来の様相を伝えています。

『現地案内を参照』

 

  案内図を見る。

ここは高松駅の近く、足守駅は3kmぐらい西だよ。

堤はそんなに長かったんだ、それにしても水でお城が孤立するまで何もできなかったのかな。

そこが今の時代と違うのやろね、夜になると見えないし。

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