成羽陣屋
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岡山県高梁市成羽町下原
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岡山自動車道、「岡山総社IC]で降りてから高梁川沿いの国道180号線を北へ走ります。 高梁市の「落合橋東交差点」を西へ、川を渡ってから国道313号を6kmほどで成羽町へと入ります。
国道沿いの成羽美術館があるところが成羽陣屋(なりわ)です。
神々が留守になった時、荒神を鎮めるために始まった「備中神楽」は十月の成羽に舞う、三月の成羽は白い雪が舞っていたのです。
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国道沿いにあるので、思わず「ここだ」と声を上げてしまうよ。
南側の山上ばかり気にしていた時、目の前に急に現れたからね。 |
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山崎氏五千石の御殿で、万治元年(1658)、成羽領主として丸亀から入部した山崎豊治(後期山崎氏初代、旗本交代寄合格)が築営し、以来十一代210年間、明治維新まで山崎氏の本拠となりました。
御殿は鶴首山麓に北向きに築かれ、東西約276m、南北約90mの広大な敷地で、巨大な石垣を構築した豪壮な居館です。
正面に東から御作事門、大手門、御庫門があり、外側に外園、御下馬、的場、労役場、お堀があり、屋敷内は御作場、書院、御庫の三区割になっています。
石垣の積み方は「打ちこみはぎの扇の勾配」に近い積み方と、「野面積」の二様となって、石垣の高さは高い所は390cmで上手の低い所は260cmです。
西の御庫のある石垣が「野面積」で前藩主の水谷勝隆が築造したところであり、山崎豊治がこれを引継ぎ広大な規模の御殿としました。 諸大名の御殿におとらぬものであり、山崎氏の力の偉大さを知ることができるのです。
『現地案内を参照』
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「成羽町美術館」
国道沿いでも、ちゃんと苔があるよ。 山で見つけた時と同じ気持ちになれるよね。
ここには郷土出身の児島虎次郎の絵が展示されている成羽町美術館があります。 児島氏は大原美術館にある西洋絵画の収集にも奔走した人だよ。 |
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「白く舞う成羽」
成羽町には沢山の見所があります。
ベンガラ色の家が並ぶ「吹屋ふるさと村」や「日本三大銅山」などだよ。
姫路からだと、ここまで来たら一泊してゆっくりと温泉に入りたいよね。
本当のことを書くと、鶴首城に登るつもりで、完全登山の姿でリュックを背負ってから、まずはこの陣屋。
その瞬間、3月だというのに雪が・・白く舞う。 ホワイトデーはまだ先なのに、その格好のまま姫路へと帰りました。 |
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