島根県浜田市の浜田城は、初代城主・古田氏から松平氏へと変わり、西の長州藩に対する守りのお城でした。 その松平氏は、天保7年(1836)に群馬県館林藩から松平斉厚が浜田城に入り、のち徳川斉昭の十男・松平武聡が城主になります。 しかし、武聡が病気で臥していた時、長州藩の軍に攻められ浜田城は焼失、慶長2年(1866)に飛領地である美作国久米北条郡に移りました。 明治元年(1868)、鶴田藩を設立し、ここに陣屋を建てたのが鶴田陣屋です。 『参考文献を参照』