龍之口城
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岡山県岡山市祇園
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山陽自動車道、「山陽IC]を降りて27号線を西へ走ります。 旭川を渡り、中原橋でもう一度東へ渡ると「龍之口グリーンシャワー」の登山口があります。
この旭川東岸にそびえ立つ標高227m山頂には、龍之口城(たつのくち)があります。
2003年6月の雨上がり、緑の美しさに心奪わせてくれる城跡になっているのです。
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「龍之口八幡宮」
山頂にある宮で、奈良時代(749〜757)のものだそうです。一時は廃社同様になっていたのを岡山藩主・池田光政が再興したそうです。
ここが本丸があった場所です。 東側には二の丸、南側には堀切をはさんで出丸があり、全部で七段の郭がありました。
勝負の神様として崇敬され、戦時中には出征兵士の祈願に参拝する人が多かったそうです。 現在は受験の神様にもなっています。 |
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龍の口八幡宮の場所は、戦国の乱世にさっ所氏が山城を築いた所です。
沼城主であった宇喜多直家と金川城主の松田左近将監元成とは、度々戦いました。
松田氏についたさっ所治郎元常を討つべく直家は、龍の口城を攻めましたが、城はなかなか落ちませんでした。
一計を案じた直家は、岡剛介なるものをスパイとして城中に送り込み、元常を殺害させ、ようやく龍の口城を攻略しました。
この話は、今なお語り継がれている戦国時代の有名な物語りです。
山頂には現在でも城のあった遺跡が残っています。
『現地案内を参照』
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「グリーンシャワーの登山道」
この緑、鳥の声、風もさわやか、全てが心地よい。 差し込む太陽の光を見て歩いていると、穴で足をくじいてしまいました。
この後の金川城には1700本の丸太階段が待っているのでした。 |
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「山頂広場からの風景」
岡山三大川のひとつ旭川です。 お弁当を持ってきたら最高なのに、探索非常用の溶けたチョコとコンビニで買ったペットボトルのお茶しかないのは、さびしい。
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「本丸への入り口」
駐車場から緑の中を2kmぐらいは歩いたと思います。 心と体のリフレッシュとは、ほんとうにこんなことを言っているのでしょうね。
しかし、足が痛くなってきました。 あと少しで本丸です。 |
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「石の階段」
なんとここまで来て、石段が続くではありまんせんか。 |
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「堀切」
石段の途中にありました。
八幡宮のところには「井戸」があって、危ないから近づいてはいけないと書いていました。 |
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「八幡宮からの風景」
本丸から北側の風景です。
山も平野も緑がいっぱいです。 この風景を遠い昔に戻して、いろんな時代を想像してみるのも楽しいですよ。
地面が平らでなく、周囲の山から斜めになっていて、「わら葺きの家」がぽつりぽつり、たまに馬と人がワイワイと言いながらあっちへ行ったり、こっちに来たり。
龍之口城は秋には紅葉がすばらしいと思います。 今度はお弁当を忘れずに。 |
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