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後藤氏館

滋賀県東近江市中羽田町

名神高速道路「八日市IC」から国道４２１号線を西へ、近江鉄道八日市線「市辺駅」の南側１６８号線を西南へ走ります。

光明寺交差点から４１号線を東南へ、２ｋｍほどで西の雪野山トンネル側へ曲がると北側には、後藤氏館（ごとうし）が見えました。

２００９年６月、梅雨の晴れ間。　近江は久しぶり、今日はここでおしまいだよ。

大森陣屋からまっすぐ西へ走る、近くまで来ると分かるよ。

細い道へ入ると、石積みの横を通る。

過ぎて公園かな、車から降りると見渡すよ。

ここは近江守護佐々木氏の重臣・後藤氏の居館跡だよ。

１００ｍ四方の囲み、３ｍぐらいかな、土塁が緑の平面を盛り上げる、西の門石がここだね。

後藤氏は佐々木高頼の頃から力を増し、但馬守賢豊の頃に最も勢力を持ちました。

永禄六年(1563)、佐々木義弼に賢豊父子は斬殺されます。　その後、善三郎高治が継いで、十一年に佐々木氏が滅んだことで蒲生氏に仕えたのです。

後藤氏がこの地に住み、館を築いた時期は明らかではないが、永徳元年(1381)に後藤左衛門入道覚曇の名が見られます。

東近江市佐生町の佐生城も後藤氏のお城と云われています。

『参考文献を参照』

とにかく広い、田んぼと空がよく似合う。

今年の梅雨は長くなりそう、いつになったら真夏の太陽。

暑い、いつまで続く、と言ってる間に刈入れがやってくる。

あっという間の季節は変わる、一年も同じ、なんかあせってくるよね。

今年の夏、汗拭いてる暇なんかなさそうだよ。