文明年間(1469-87)、近江国守護・六角氏の旗頭である三雲氏が築きました。
享禄年間(1528-32)、三雲氏に替わり、青木秀正・石部家長父子が入ります。 石部氏は甲賀五十三家の青木氏のことです。
長享元年(1487)、鈎(まがり)の陣の戦いで、六角高頼軍は将軍・足利義尚に攻められ石部城に籠城しています。
永禄11年(1568)、信長の京への上洛阻止に失敗した六角承禎・義賢父子は石部城に入るのですが、天正2年(1574)には佐久間信盛に攻められ、六角父子は脱出、石部城は落城するのです。
『参考文献を参照』
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