京極氏の祖である氏信が本拠として太平寺城を築き、この地に菩提寺清滝寺を建立、居館としました。 石垣がまさにお城、境内には佐々木道誉の「道誉ざくら」、三重塔、そして京極家のお墓、見所がいっぱいだよ。
清滝寺は、京極家の始祖氏信の創作(1283)で、寺号は氏信の法号の清滝寺殿から称されました。 永仁二年(1292)、氏信が世を去ると、寺内に墓を建て、その後京極家は清滝寺を菩提寺に定め、歴代当主の墓所としています。 浅井氏の台頭とともに寺運は衰えますが、江戸時代の寛文十二年(1672)に、丸亀藩主・京極高豊が播磨国の二ヶ村と清滝寺周辺の土地を知行替えすることより、子院12坊の再興と三重塔を建立し、高和(21代、初代丸亀藩主)の院号から徳源院と称しています。 『現地案内を参照』
お寺の奥には京極家墓所。 始祖の氏信から高吉までの歴代十八基のお墓が並びます。 右から4つめには、高氏のお墓、佐々木道誉だよね。 何事も無かったように、整然と並んでいる。 背筋のばし凛とする。 静寂、ここは歴史が残してくれた唯一の跡なんだよ。