平安京 大極殿跡
京都府京都市上京区小山町905
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  平安宮で最も重要な施設である朝堂院の正殿「大極殿」は、平安京遷都の翌年、延暦14年(795)には完成しました。

天皇の即位式のほか、正月に行われる朝賀や御斎会、外国使節の謁見など、国家の重要な行事がここで行われました。
  
  創建当初の大極殿は、東西11間、南北4間の寄棟造りの建物とみられ、基壇の大きさは推定東西59m、南北24m、朱塗りの柱や組物、屋根の大棟両端には鴟尾(しび)をのせ、軒先や棟には緑鮮やかな緑釉瓦(りょくゆうがわら)で、縁取りされた豪壮華麗な建物でした。

貞観18年(876)の火災で焼失し、以後何度も火災に遭い、ついに再建されることはありませんでした。

『現地案内を参照』
  
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