南山田城 (後藤神社)
兵庫県姫路市山田町南山田871
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約100m四方のこの小丘は、南半分が整地されて児童公園になっていますが、北側から東側の藪には3段の平坦面と周囲に土塁跡も認められます。
ここは後藤又兵衛基次の居城「南山田城跡」と云われ、基次の父・元国が16世紀後半に築いたと云われています。
父・元国は三木城別所氏の家臣で、又兵衛基次は「槍の又兵衛」という異名をもつ安土桃山時代の著名な武士です。
黒田孝高(官兵衛)・長政父子に仕えて「黒田二十四騎」「黒田あ八虎」と呼ばれる重臣となりました。
慶長11年(1606)、黒田官兵衛が世を去ると、又兵衛は浪人の身となります。
元和元年(1615)、大坂夏の陣に豊臣方の「大阪城五人衆」の一人として活躍、しかし伊達政宗との激戦で戦死したと云われています。
『現地案内を参照』
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