青松葉事件之遺跡
愛知県名古屋市中区
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愛知県の幕末史跡1
ここは名古屋城の中、尾張藩で起こった幕府側が佐幕派を弾圧する事件です。
慶応4年(1868)正月20日、二の丸御殿向屋敷の庭前で、尾張徳川家の三重臣が斬首された、いわゆる青松葉事件が始まります。
京都で大政奉還の処理を行っていた14代藩主・徳川慶勝が朝廷より「姦徒誅戮(かんとちゅうりく)」の勅命を受け、20日に帰国し、直後に弾圧命令が出されました。
つまり新政府軍が鳥羽・伏見の戦いで勝利すると、尾張藩は慶勝の子・義宜を擁して旧幕府勢力を支援、薩長と対決しようとする動きがあったのを、朝廷は佐幕派勢力を粛清させるために命じたらしい。
「姦徒誅戮」は悪者、罪ある者の命を奪うこととある。
斬首14名、処罰20名にのぼります。 でもその理由はいろんな説があるらしいよ。
『現地案内を参照』
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