佐藤政養招魂之碑
京都府京都市東山区常盤町468-15
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京都府の幕末史跡3
佐藤政養(1821-77)は、勝海舟門下の逸材として、卓抜した土木、測量の技術をもって、近代日本の建設に大きく貢献した人物です。
文政4年(1854)出羽国に生まれ、勝海舟に従い長崎海軍伝習所で学び、神奈川台場をはじめ、西宮、和田岬などの台場築造に関わりました。
勝海軍塾では塾頭を務め、坂本龍馬や近藤昶次郎(長次郎)など土佐浪士たちにとっては良き兄弟子でした。
維新後は新政府に出仕、明治2年(1869)から東海道線敷設のため地理検分を命じられ、新橋・横浜間の敷設に尽力し、また測量学や土木技術を教授する私塾を開き、「日本鉄道の父」と言われていました。
明治9年(1867)、病により職を辞する直前、先祖と伝承される源義経四天王として活躍した佐藤嗣信(継信)・忠信兄弟の墓と云われるこの地に碑を建立されました。
『現地案内を参照』
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