清水寺

京都府京都市東山区清水1丁目294
京都のお寺めぐり
   

京都駅から歩いて、産寧坂だね。 三年坂とも呼ばれ、清水寺に向かっているという気分になる。

北には二寧坂(二年坂)もあって、幕末維新のお墓がいっぱいの霊山護国神社もあるよ。

と書いたけど、実際は産寧坂を通らずに清水寺に行ってるかも。

清水寺は平安京遷都の前からあった法相宗系(北法相宗)の寺院で、広隆寺や鞍馬寺も遷都以前にあったらしい。

奈良時代末期、778年に修行僧・賢心は音羽山で千手観音を念じつつ滝修行を行っていました。

そこで行叡居士と出会い、行叡居士から霊木を授かり、千手観音像を彫刻して霊地を守ってほしいと言い残して消えると、賢心が草創したのが観音霊場の清水寺と云われています。

創建には坂上田村麻呂も関わったいる、賢心が観音霊場を開いて、のち坂上田村麻呂と出会います。

坂上田村麻呂の妻が病気で、鹿の生き血を求めて音羽山中で狩りをしている時、賢心は観音霊場での殺生を戒めます。

深く感銘を受けた坂上田村麻呂は観音に帰依し、十一面千手観音菩薩を本尊とする堂を寄進し、音羽の滝の清き水から清水寺と名付けたと云われています。

本堂です、よく「清水の舞台」といわれているね。

昔から雅楽、能、狂言、歌舞伎や相撲が奉納されてきたんだ。

高さが36m、高い所が苦手だから間違っても相撲はとらない方がいいよね。

出世大黒天、大黒さんが持っている打ち出の小槌は、ひと振りするだけで、財宝や思い通りのものが出るらしい。

背中の袋には、七宝つまり金、銀、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、真珠、シャコ、マイカイが入っています。

瑠璃は青い宝玉、瑪瑙は石英、シャコやマイカイは何かな。

隋求堂胎内めぐりは、暗闇の中数珠をたどり五感を研ぎ澄ましてすすむらしい。

高い所も苦手、暗闇も苦手、まして採血の注射はもっと苦手やね。

修行が足りないとは思うけど、大黒様の小槌さえあれば、何でもできそうな気がするよ。

『現地案内&Wikipediaを参照』


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