南禅寺

京都府京都市左京区南禅寺福地町
京都のお寺めぐり
   

臨済宗南禅寺派の大本山で、太平興国南禅寺といいます。

亀山天皇が大宮院(亀山天皇の母)の御所として離宮を造営し、正応4年(1291)に、無関普門禅師(大明国師)を開山としてお寺に改めました。

日本で最初の天皇の発願による祈願寺(勅願禅寺)だそうです。

永仁3年(1295)、南禅寺「三門」は西園寺実兼の寄進により創建され、応仁の乱で焼失、のち藤堂高虎公が大坂夏の陣で戦没した藩士の霊を弔うため、寛永5年(1628)に再建されました。

楼上には宝冠釈迦如来座像を本尊として、左右に十六羅漢像があり、徳川家康や藤堂高虎の像も安置されています。

石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言ったのもこの三門からの景色だそうです。

奥に上れば「粟田山陵」「亀山天皇分骨所」の石標がある、

亀山天皇の生母で、後嵯峨天皇の中宮である大宮?子(きつし)の陵です。

御陵は山の中腹あたりにあるらしいけど、行きたかったね。

明治21年(1888)、琵琶湖疎水の「水路閣」が造られた、今では延長93.17mでレンガ造りの京都を代表する景観の一つです。

大津の琵琶湖第1疎水から山科を通り、ここを流れているのかな。

南禅寺の境内に造られていること自体に、びっくりだよね。

『現地案内&Wikipediaを参照』


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