山口県萩市椿東1537 | |
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山口県の幕末史跡 | |
安政4年(1857)、吉田松陰は実家杉家宅地内にあった小屋を改造して八畳の塾舎とし、更にその翌年十畳半を増築しました。 これが現在の松下村塾で、松陰が27歳の時のことでした。 |
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ここで松陰が教育した間は一年であり、実家の幽囚室時代を通算しても2年半に過ぎないそうです。 この短い期間、この粗末な教室から若い松下村塾グループが育ち、安政の大獄で刑死した師の志を継いで、尊攘倒幕運動に挺身し、明治維新の原動力となりました。 同志の主な者は激動期に死んでいきましたが、生き残った者は維新政府の中枢に立って新しい日本を指導することとなるのです。 |
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木戸孝允、前原一誠、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山県有朋、野村靖、品川弥二郎、山田顕義、河北義次郎、飯田吉次郎、境二郎の肖像が掲げられています。 まだまだ維新に貢献した方々がいるそうです、この畳の部屋から新しい日本が生まれ、現在につながっているんだよね。 『現地案内を参照』 |
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