勝手神社
奈良県吉野郡吉野町吉野山2354
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  文治元年(1185)の暮れ、源義経と雪の吉野山で涙ながらに別れた静御前は、従者の雑色男に金銀を奪われます。

山中をさ迷っているところを追手に捕えられて、この社殿の前で雅な姿で法楽の舞をまい、居並ぶ荒法師たちを感嘆させたと云われています。
  
  社殿の後ろの山を袖振山といい、天智天皇の十年(672)、大友皇子に対抗して、吉野に兵を挙げた大海人皇子(天武天皇)が、この神前で琴をかなでていました。

すると、天女が後ろの山の上から袖をひるがえして舞いながら現れ、吉兆を祝ったと云われています。

『現地案内を参照』
  
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