椋橋総社(くらはし)
大阪府豊中市庄本町1-2-4
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  祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)、神功皇后です。

素戔嗚尊が高天原より鯉に乗り、神前(神崎)の水門を経て、当荘に御降臨なされたことにより、崇神7年、椋橋部連(くらはしべのむらじ)の祖、伊香我色平命(いかかしこをのみこと)が斎い(いわい)定め祀ったと云われています。

この鯉はここまで来ると力つきて死んでしまい、鯉を埋めた鯉塚があります。

里人伝説によると「昔、行基菩薩がこの地に留まりし折、猪名川に板橋をかけて村人の便に供しようとしましたが、流れが速くなかなか成功しませんでした。
  
  そこで、当社の神に祈ったところ、どこからともなく数多くの鯉が集まり、並んで魚橋を作ってくれたので、無事架橋工事を終えることができました。

以後、行基は村人に鯉をとったり、食べたりすることを禁じます。

村人は昔から鯉を氏神の使いであるとして食べず、得た鯉は境内の鯉池に放し、死んだ鯉は鯉塚に埋めているのです。

『現地案内を参照』
  
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