八尾神社
大阪府八尾市本町7-7-27
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  祭神は宇麻志麻治命(うましまじのみこと)、品陀和気命(応神天皇)です。

宇麻志麻治命の父は、神武天皇よりも前に大和入りをした饒速日命(にぎはやひのみこと)です。

宇麻志麻治命は物部氏、穂積氏、采女氏らの祖とされ、この地を本拠とした物部氏の一族・粟栖連(くるす)が、その祖神を祀ったものと云われています。
  
  最初、大和を拠点に勢力を持っていた土豪・那賀須泥毘古に従っていた宇麻志麻治命は、神武天皇の東征に際し、那賀須泥毘古を殺して、自らの部族である物部を率いて天皇の守護の任にあたりました。

神武天皇の即位後、饒速日命が天降りするときに、須佐之男命より授かった10種の天璽瑞宝(あまつしるしのみづたから:神の宝)を献上します。

その宝物を使って天皇と皇后の魂を鎮める呪術を行ったとされたのが、今日の鎮魂祭の始まりと云われています。
    
  宇麻志麻治命は、古くから西郷・木戸両村の氏神で、明治41年(1908)に八尾神社と改めました。

八尾は、古くから矢尾・矢生・箭尾とも書かれ、「矢作部:矢を製作して朝廷に献上した技術者集団」がいたと云われ、また尾先が八枚に分かれた鶯の名所であったことが地名となったとも云われています。

『現地案内&Wikipediaを参照』
  
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