兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2 | |
兵庫県の源平史跡1 | |
JR神戸線、「三宮駅」を北へ降りて300m、繁華街を抜けると生田神社があります。 その神社の奥には一ノ谷合戦で平氏が陣を構えた「生田の森」があり、境内には梶原の井戸がありました。 |
|
|
|
「かがみの井」とも云われ、寿永の昔(八百年前)源平生田ノ森の合戦の折、梶原景時がこの井戸の水を汲くんで生田の神に武運を祈ったと伝えられます。 別説では景季がこの井の水をすくった時、咲き盛った箙の梅の花影が映ったとの伝もある。 「けふもまた生田の神の恵かや ふたたび匂ふ森の梅か香 景季」 |
|
|
|
梶原景時は、治承4年(1180)の源頼朝と平家方の大庭景親との石橋山の戦いで、頼朝が大敗した時に洞窟に隠れていた頼朝を救った人物です。 一ノ谷の戦いでは、景時・景季・景高父子は生田口の平知盛と戦い勝利し、景季は平重衡を捕えているのです。 |
|
|