安徳天皇行在所跡
(荒田八幡神社)

兵庫県神戸市兵庫区荒田町3-16-1
兵庫県の源平史跡1 
 
阪神電車神戸高速線「高速神戸駅」から通称有馬街道の428号線を北へ走ります。

神戸大病院の西側に荒田八幡神社があり、境内には安徳天皇行在所の標石がありました。

古くは高田神社といい、のちに宝地院境内にあった八幡社をここへ合祀して、荒田八幡神社とされました。

この地は、平清盛の弟・平頼盛の山荘であり、治承4年(1180)の福原遷都の際には安徳天皇の行在所となるのです。

つまり今日でいう皇居です。

   
昭和13年7月の神戸大水害の時、この辺りは泥海で、ここが島のように見えたそうです。

昭和20年3月の神戸大空襲のため社殿を焼失してしまいます。

昭和55年には福原遷都800年を迎え、「福原遷都八〇〇年記念碑」が建てられました。

『現地説明を参照』

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