祇園神社

兵庫県神戸市兵庫区上祇園町12-1
 兵庫県の源平史跡1
 
阪神電鉄神戸高速線「高速神戸駅」から428号線を北へ走ります。

平野交差点道を過ぎ、200mほどで有馬街道に入るところの東側には、祇園神社があります。

仁安2年(1167)、平清盛が太政大臣を辞し、病のため出家して、十年以上にわたり、居住された地が祇園神社周辺の「平野」です。

その間、大輪田泊の修築、経ケ島の築造、対宋貿易などの大事業を行いました。

治承4年(1180)には、わずか6ケ月の短期間でしたが、都を京都から福原へ遷します。

   
都が置かれたこの広大壮麗な地は、栄華を誇った平家一門の別邸が点在し、情緒に富んだ街並みだったことが推察されます。

人工島「経ケ島」を築造する時、祇園神社の裏山にあった潮音山上迦寺(ちょうおんさんじょうがじ)でその計画を練ったとも云われています。

『祇園神社案内より』

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