金光寺 （兵庫薬師）

兵庫県神戸市兵庫区島上町

兵庫県の源平史跡１

ＪＲ兵庫駅から南の阪神高速下の４３号線を東へ走ります。 柳原交差点を南へ入り、入江通２交差点から斜め東側へ、次の信号で北へ２５０ｍほどで金光寺があり、ここは兵庫薬師さんといわれています。

「兵庫の薬師さん」の名で知られる金光寺は、承安３年(1173)隆善法師（りゅうぜん）の開基と云われています。 寺名にまつわる次のような伝説があります。 経ケ島築造のとき、清盛の枕元に童子が現れ「兵庫の海中に霊仏があるので探しだすよう」と夢で告げました。

さっそく大輪田の海に網を下ろしたところ、海中から金色の光まばゆい黄金薬師尊が出現したことから、金光寺と名づけられました。 この時、海中から出現した本尊は、薬師如来の胎内に納められていると云われています。 『現地説明を参照』