雪見御所

兵庫県神戸市兵庫区雪見御所通2
兵庫県の源平史跡1 
 
阪神電鉄神戸高速線「高速神戸駅」から428号線を北へ走ります。

平野交差点道で西に曲がると、150mほどの道路の傍らには雪見御所跡(ゆきみのごしょ)がありました。

平家一門が日宋貿易の港である大輪田泊を見晴らす福原の地を領有してここに多くの邸宅を構えます。

治承4年(1180)、平清盛が安徳天皇を奉じて都造りをはかったのが「福原遷都」です。

しかし都は途中で頓挫し、半年で平安京に遷都したため、ここには都は完成しませんでした。

   
平清盛が福原にいくつかの邸宅を持っていたと云われ、そのひとつが「雪見御所」です。

雪見御所の北に安徳天皇が半年過ごした「本皇居」つまり「平野殿」があったこと、また清盛邸の近隣には子息宗盛邸があった可能性もあります。

よく見ていないと、すぐに通り過ぎてしまうよね。

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