鵺池と鵺大明神

京都府京都市上京区主税町964
京都府の源平史跡1

  
二条公園の北側には鵺池という小さな池がありました。

傍らには不鮮明ですが、鵺池碑と書かれた石碑があり、さらにその北側には鵺大明神の祠があり、そこには新しく復元された碑が建っています。

平安時代、二条公園を含む付近一帯は、天皇の住まいである内裏や、現在の国会議事堂に当たる大極殿を正殿とする朝堂院、そして今の内閣に相当する太政官など、国家政治の中心となる官庁街でした。

   
平安時代後期、深夜、天皇の住まいである内裏に怪しい鳥の鳴き声がし、近衛天皇が非常に怯えられました。

そこで弓の名手である源頼政が射落とした怪鳥は、頭は猿、胴は狸、手足は虎、尾は蛇という姿の鵺でした。

その時、血のついた鏃(やじり)を洗ったのが、鵺池と云われています。

『現地案内を参照』

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